こんにちは。高原一能です。今回は石川県に旅行へ行ったときのことを書こうと思います。
まずは、なぜ石川県に旅行に行ったのかというところから書きたいと思います。当時、仲の良い同期3人で旅行に行こうと話しがでたものの、わたしが住んでいるのは福岡、一人は東京、一人は大阪ということで、3人が行ったことのない場所で、3地点からのアクセス時間もほとんど変わらないという条件で浮上したのが石川県でした。福岡、東京からは飛行機で、大阪からは電車でアクセスすることになり、小松空港着の2人がレンタカーを借りて、県内を北上し、もう1人とJR金沢駅で合流し、そこからが旅の始まりでした。
一泊目は和倉温泉に予定していたので、3人そろってからはとにかく日本沿いを気持ちいい景色を見ながら北上しつつ、絶景スポットで写真をたくさん撮りました。時期は9月の上旬で、まだまだ日差しも強く天気もよかったので、海面がキラキラ輝いたいい写真がたくさん撮れました。巌門は日本海の荒波がつくったトンネルがあり、自然の凄さに圧倒されました。私たちが訪れたときは、波も穏やかでトンネル近くまで行くことができました。トンネルまで歩くことはできますが、大きい石の上を歩くので、靴には気を付けたほうがいい場所でもあります。駐車場も無料でした。そこから少し先に機具岩(はたごいわ)があります。ごつごつした岩ですが、二つの岩が寄り添っていてしめ縄で結ばれているので、恋愛のスポットとしても人気のある場所です。機具岩から少し北の海岸には、世界一長いベンチがあり、そこでもたくさん写真をとりました。この世界知長いベンチは全長460.9mだそうです。さすがに一カ所でしか写真は撮りませんでした。そこから、また北上し次はヤセの断崖です。ここは、松本清張ファンには有名な場所です。ゼロの商店の舞台となった断崖絶壁です。小説の中に入り込むには、ちょっと天気が良すぎましたが、雰囲気は感じることができました。また本を読み返したくなるようなそんな場所です。この日に走った海沿いの道には、海鮮丼のお店がたくさんあり、石川では能登丼と言われる海鮮たっぷりの丼をお腹いっぱい食べることができました。和倉温泉には、あの有名な旅館である加賀屋があるのですが、さすがにそこには泊まることができませんでしたが、立派な外観を拝むことができました。二日目はさらに北上し、漆器の街で有名な輪島まで行き、絵付け体験をしました。漆塗りの体験もあるそうですが、リーズナブルに通常の焼き物の絵付けにしました。
二泊三日の旅だったので、最終日の三日目は南下して金沢を散策しました。まずは、日本三大庭園の一つである兼六園と金沢城公園へ行きました。天守閣は残念ながらありませんが、石垣を見るだけでもとても満足できる場所だと思います。加賀100万石と言われていた通り、とにかく公園の敷地もとても広いので、時間があればゆっくり回りたかったので少し心残りです。兼六園は、雪景色がいいといわれているのでその季節ではありませんでしたが、丁寧に管理された日本庭園の美しさをたくさん見ることのできる場所でした。庭園の中には、喫茶が数カ所あり、そこでおいしい抹茶をいただくこともできました。日本庭園をみながら抹茶を楽しむ、まさに日本ならではのことをすることが出来たような気がしました。金沢で最後に訪れたのは、金沢最大の花街であるひがし茶屋街です。テレビでよくみたことのある場所に立つだけでなんだかうれしかったです。石畳のメインストリートで、写真をたくさん撮り、金箔コスメなどのお土産屋さんを散策したり、町屋カフェでコーヒーをのんだり、ゆっくりとした旅行を締めくくることができました。